和悦会の人と仕事
N.M
入社年 ２０１０年（非常勤）→２０１２年（常勤）所属施設・職種浜特別養護老人ホーム/事務
入社動機
和悦会では、最初は「配食サービスの配達員（パート）」として働かせていただきました。
前職は福祉用具貸与事業所の営業職で、高齢者様との関わり方や、介護保険事業に関する知識などは一定程度あったので、それらを活かして高齢者様に関わることができる仕事を探していました。車の運転も好きで、プライベートとの両立のために短時間で働きたいと思っていたので、上記の職種の求人に応募させていただき、ご縁をいただきました。
事務員として働くことになったのは、職種変更のお声がけをいただいたからです。事務職の経験はありませんでしたが、せっかく声をかけていただいたので頑張ってみよう、とご提案をお引き受けしました。
現在の仕事内容
現在は、浜拠点の中途採用業務をメインに、その他事務業務全般（電話・来客対応、労務・勤怠管理（少しだけ）、入居者様の処遇関係、渉外など）を担当しています。
事務員として入社してから数年は、介護保険請求業務をメインに従事していました。
介護保険事務は年単位で関わらせていただいていたので、かなり詳しくなれたと思います…が、その業務から離れてもう３年以上経つので、正直、今は知識が追い付いていません。日々勉強とアップデートが必要な業務であると感じます。
第２子育休の復帰後から、中途採用業務を担当。採用についての知識はほぼゼロで、長期間の休みから仕事の勘を取り戻すのと同時に新たなことを覚えなければならず、最初は大変苦労しました。
ようやく「それなりに（採用業務が）できるようになった」と思えるようになってきたのは、1年以上経ってからです。
なかなか採用に結びつかず、成果が上がらないことに焦るときもありましたが、施設長から「あなたの仕事は、一人でも多くの人に『浜特養がいいところだ』と思ってもらうこと。（入社の）縁があるかどうかはその時・その人次第」と仰っていただき、採用数に結びつかないことを焦ってもいいことはない、と思うようになりました。
今は、ご縁があろうとなかろうと、とにかく「浜特養を好きになってもらうこと」「応募して良かった」「来て良かった」と思ってもらえるように心がけているので、印象を大切にし、丁寧な対応と「先入観を持たないこと」をモットーに頑張っています。
和悦会の魅力
「働きやすい環境」が最大の魅力だと思います。もちろん休まず働けることに越したことはないのですが、
家庭の都合やこどもの行事、体調不良など、お休みの相談もしやすいのが大変ありがたいです。
設備投資や機材の購入なども、業務負担の軽減につながるもの・必要なものに関しては、積極的にGOサインを出してくださるので、従業員を大切にしてくださっている思いが伝わってきます。
また、外部業者の方がしっかりと清掃やメンテナンスをしてくださっているので、職場が清潔でキレイなのも魅力です。
コロナ禍において、一般的には「感染リスクが高い」職場だと思われがちですが、マスクや消毒液、フェイスシールドの支給はもちろん、定期的なPCR検査・抗原検査の実施もあるので、感染しているかどうかわからない不特定多数と接する職業よりも、断然安心して働くことができる環境だと再認識しています。
やりがい
採用業務を担当させていただくようになってから、300名以上の応募者の方と接してきました。当たり前のことですが、それぞれの人にこれまでの人生があり、転職する理由があり、浜特養で新たな一歩を踏み出そうと思ってくださっていて、短期間にこれだけ多くの人生模様に触れることができるのは、中途採用業務の面白いところだと思っています。
この仕事のやりがいとしては、ご縁があって、採用になった方が浜特養でイキイキ楽しそうに働いてくださっている様子を見られたとき、とてもうれしく思います。また具体的なエピソードとしては、中途採用の職員に浜特養に入職した理由を尋ねたとき「採用担当者の丁寧な対応に心打たれたから」「こんな人と一緒に働きたいと思ったから」と言ってくれていたと聞き、自分が大切にしてきたことが伝わっていたと感じて、とてもうれしかったです。
このようにご縁があった方からの言葉も大変やりがいになりましたが、つい最近、別の事業所にお勤めの方が「実は私、以前浜特養の採用面接を受けたことがあって。不採用だったんですが、採用担当の方がとても丁寧な方で、いいところだったと印象に残っています」と仰ってくださったと人づてに聞きました。不採用という、ご本人にとってはマイナスな出来事だったのにもかかわらず、好印象を持ち続けてくださっていることを知り、こちらも本当にうれしく感じたエピソードです。
仕事の難しいことや課題について教えてください。
人を相手にする仕事なので、正解が見えないところは難しいところだと思います。
また採用のトレンドも日々変わっていき、社会情勢も変化していくので、この変化に対応していくことが喫緊の課題です。
個人的な課題としては、基本的に優柔不断で考えすぎるところがあるので、考える前に「動く」こと、決断する力を磨きたいです。
今後実現したいことや目標
入職してから定着に至るまでのサポートにしっかりと力を入れていきたいです。せっかくご縁があって来て頂いた方が辞めていかれるのは大変つらいので、勤めているときも「浜特養がいい」と感じていただけるように、私にできるサポートは何かを考えていきたいと思っています。
就活中の皆さんにメッセージ
就活は「仕事」とは何か、「働く」ということはどういうことか、しっかりと考えるのに良い機会です。
私が就活をしているとき「仕事に何を求めるか。夢か、お金か、時間か。どれかを取れば、どれかは成り立たない。僕は夢を取ったから、お金も時間もないよ」と恩師が笑いながら言っていました。
「夢・お金・（自由な）時間」のすべてが成り立つ仕事を探していませんか？人によって多少の差はありますが、職業人生は40年近く続く方もおられます。自分が40年続けられる仕事は「夢がかなう仕事」なのか、それとも「お金が稼げる仕事」なのか、プライベートが充実できる「時間を確保できる仕事」なのか、いちど考えてみてほしいと思います。
きついことを言うようですが、継続して「働く」には一定の覚悟が必要です。自分を深く見つめなおし、働くことへの覚悟をしっかりと固めれば、就活の際に自分が大切にする企業選びの「軸」が見えてくると思います。
就職活動中は多大なストレスにさらされる辛い時期ですが、「軸」をしっかり持つことができれば、自分にとって最善の企業にきっと巡り合えると思います。
ご自身にとっての「最良の企業」が「和悦会」であると感じる方にお会いできるのを、心より楽しみにしています。
