2022.03.03
施設管理栄養士だより「令和4年3月号~介助用食器~」
当施設で使用している介助用食器
『らくらくゴックン』
当施設で、流動食の介護のために使用している介護用食器をご紹介します。
スプーンでの食事介助が難しい方、口の開きが小さく食べづらい・飲みづらい方等の食事摂取が困難な方に、『らくらくゴックン』という商品を使用しています。
・上部のピストンを押しながらノズルゴムをしごき、食事介助します。ノズルゴムをしごくと小さじ一杯分の量が出ます。
・口の中に入っていく量が介助者に分かるようになっています
・飲み込む状況により量の調節ができます。
・こぼさずに食べきることができます。
「食べる」という行為には、目でみて食べ物だと認識するところから⇒口への取り込み⇒咀嚼(かむ)と食塊形成⇒嚥下運動(飲み込む)という過程をたどります。
咀嚼・嚥下は可能だが、食べ物と認識することが難しい場合や、開口が小さく口への取り込みが困難な場合に、らくらくゴックンを使用しています。