加美北日誌

2013.09.16生活相談員 A・T
シカゴ研修③

 お久しぶりです。またまたシカゴ研修時のお話です。

 シカゴで「羨ましいな、日本も見習わないといけないな。」と強く感じたところがあります。それは、各専門職の専門性が確立され、専門性を尊重しながらチームで働く体制が整っていることです。

 日本でも、専門性を尊重し、チームでケアをするという体制が整いつつありますが、それでも各専門職の認知度の差や、専門性の分かりにくさを感じることがあります。シカゴでは、医療職・福祉職に関わらず、日本に比べて専門分化・組織化が徹底されており、一人のスタッフが広く仕事をするというよりも、適切な場面で高い専門性を持ったスタッフが関わっている、チームで仕事をしている印象を強く受けました。時には、チームの中にインターシップの学生が入り、学生が専門的に学んでいる分野の意見を聞くこともあると伺いました。また、組織化した結果、組織内に広報や営業だけでなく、寄付を集める専門のスタッフがいるなんてこともあるそうです。(左下の写真は、寄付の証です)

  その分、各スタッフの専門性が高く維持されている必要がありますが、いずれにせよ、専門職が必要な時に関わる体制、チームで取り組む体制が整っていることが、組織運営の効率化、プログラムの効果を高めることに寄与していました。

 私はソーシャルワーカーとして働いているので、シカゴで訪問先した病院の精神科Drから「病気の事を知っているのは医師だが、家族のことや背景を知っているのはソーシャルワーカー。だからチームで働き、その専門性を尊重するのだ」という話を聞き、とっても励まされましたよ。

シカゴ研修④につづく。

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