羽曳野日誌

2021.10.23
施設管理栄養士だより

~食器について~

 

昨年、新しいデザインの食器を多く購入しました。

楽しい気分で食事ができるように温かい色味のものを多く取り入れています。

 

【マグカップ】

脱水予防は、高齢者の健康管理にとても重要だと考えています。1日7回の水分提供時に摂取量を確認しています。マグカップに目盛りがついたものを採用することで、量が確認しやすくなりました。

 

【箸】

箸については、先端部が食品がすべりにくい四角い形状になっているものを新たに採用しました。持ち手部分は手に馴染み持ちやすい六角形状となっています。

自分で食べられることも残存能力を活かすことができる、生活リハビリの1つと考えています。自分で食べられる喜びを感じられるように、支援できればと思います。

 

マグカップ

 

   

自助食器について

 

手が不自由な方、手指の力が弱い方でも食事をしやすい自助食器を採用しています。

『持ちやすく、すくい易く、滑りにくい』と様々な面から器の機能的な形状が考えられています。

食器の裏には滑り止めがついており、片手が不自由であっても、皿が滑りにくくなっています。

また、右手にスプーンを持つ場合は、皿のふちの右側がなだらかで角度が浅くスプーンが入りやすくなっています。左側のふちが高く反り上がっているため、スプーンを持ち上げる時には食材がスプーンに乗りやすく、すくいやすい構造になっています。

自助スプーンについて

 

着替えや入浴、排泄は介助がないと自力では難しい方の中には、食事だけは自力で食べることができるという方もおられます。「自分でできる」を、支援したいと考えています。

 

耐久性でいえばステンレスのスプーンは良いのですが、力の弱い高齢者にはスプーンを持つこと、口まで運ぶことに「重たい、大変だ」と感じる方もおられます。

ステンレスと自助スプーンをそれぞれ計測してみました。重さの違いはたった25gですが、動作が緩慢な方に自助スプーンを使用してもらうと、「こっちの方がいいわ」との意見を頂きます。

また、形状も小さめのヘッドなので、開口が小さい方にも適しています。介助が必要なゼリー食の方には全員自助スプーンを使用して食事介助をしています。

 

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